2014年12月03日

ボリジョイ・バレエ「ラ・バヤデール」2014/12/3(水)夜

本日は、ザハロワVSアレクサンドワのバヤデールです。影の王国が涙ものの美しさでした。
  
▼ボリジョイ・バレエ来日公演「ラ・バヤデール」
 2014年12月4日(木) 18:30開演 東京文化会館

原振付:マリウス・プティパ(1877年)
振付改訂:ユーリー・グリゴローヴィチ(2013年)
音楽:ルートヴィヒ・ミンクス
指揮:パーヴェル・クリニチェフ
管弦楽:ボリショイ劇場管弦楽団
<出演>
ニキヤ:スヴェトラーナ・ザハーロワ
ソロル:ウラディスラフ・ラントラートフ
ガムザッティ:マリーヤ・アレクサンドロワ
大僧正:アンドレイ・シトニコフ
奴隷:デニス・ロヂキン
太鼓の踊り:クリスティーナ・カラショーワ、ヴィタリー・ヴィクティミロフ
      デニス・メドヴェージェフ
青銅の仏像:ミハイル・コーチャン
マヌー(壷の踊り):アンナ・レベツカヤ
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ザハロワはやっぱ美しかったですね〜。ソロルとの愛はあんまり感じなかったかな。ソロルはなんか影がうすかった。まあ、そういう役だし。

ザハロワ@ニキヤと、アレクサンドワ@ガムザッティの対決ですが、思ったほどの迫力ではなかったかな。以前のボリジョイでのアレクサンドワのガムザッティがすごいよかった記憶が残ってので、ちょっとその時と比較してしまった。

しかし、ザハロワ@ニキヤは、かなり強気でしたね〜。そういう演出なんだけど、ちょっとガムザッティに詰め寄られると、突如開き直って、自らナイフをとりに行って、ガムザッティに向かって行ってました。

ここは、やはり、ガムザッティに追い詰められて、ついナイフをとってしまったというほうが、説得力があるような。

なんか、全般的に、マイムでのやりとりがちょっと唐突で、ガムザッティは最初は強気なんだけど、突然弱気になっちゃうし。ニキヤも舞姫の立場でそんなに強気にガムザッティにせまるなんて、ちょっと浅はかではないの〜なんて思っちゃったり。

第2幕の結婚式のアレクサンドワは華やかでよかったです。

ニキヤが毒へびにかまれると、心配そうにニキヤに近づき、ニキヤに「あなたね!」って感じで指をさされると、ガムザッティは驚いてソロルのほうをみて、「ええっ、どういうこと?」って感じでショックをうけて走り去ってしまいました。

なんか、ガムザッティがいい人に見えてしまったのだけど、ここでは、やっぱ、舞姫一人の命なんて気にも止めない感じで悠然と退場のほうが似合うような。

あと、大僧正が毒消しを渡したあとも、ソロルが自分を避けるのをみて絶望して、ニキヤは自ら死を選ぶって
イメージがあるんだけど、あまりそういう感じでもなかった。

そんな感じで、演出が全体的に説得力がないところがちょっと物足りなかったかな。グリゴローヴィッチの演出は、演技より踊りまくるのが特徴なのかしらん。

第3幕の影の王国は、スロープの奥が細く、手前に広がってくる作りになってて、岩山の奥から精霊たちが
おりくる感じがすごく効果的で、4段の長いスロープに広がる精霊たちが素晴らしく美しかったです。

これまで見た影の王国で一番だったかも。あまりの美しさに涙が出てしまいました。

ニキヤがスカーフを使って踊るところは、ちょっと力が入ってしまっていて、いまひとつだったけど、
その他はザハロワの美しさ全開でよかったです。

今回の演出は、寺院崩壊はなく、精霊たちがいなくなったあと、ソロルが一人残ったところに、山の上のニキヤが現れ、ゆっくりと消えていき、ソロルは一人倒れて幕、という演出でした。

幻影をみたまま終わる感じで、これはこれでいいかなと思いました。

白鳥では王子を踊ったロジキンが、本日は奴隷でした。ジャンプが高いので、奴隷の踊りはすごくよかったです。

あと、ボリジョイらしいといえば、太鼓の踊り!すごい迫力でした。足の上げ方が思い切りがよくて迫力でした。

寺院崩壊がないので、金の奴隷は、結婚式の前に踊ります。なかなかきれがあってよかったです。


■公演詳細------------------------------------------------
2014年12月3日(水) 6:30p.m.〜9:30p.m.
≪ラ・バヤデール≫全3幕

原振付:マリウス・プティパ(1877年)
追加振付:ワフタング・チャブキアーニ、コンスタンチン・セルゲーエフ、
     ニコライ・ズプコフスキー
振付改訂:ユーリー・グリゴローヴィチ(2013年)
音楽:ルートヴィヒ・ミンクス
台本:マリウス・プティパ、セルゲイ・フデコフ
台本改訂:ユーリー・グリゴローヴィチ
舞台装置・衣装:ニコライ・シャロノフ
舞台装置・衣装顧問:ワレリー・レヴェンターリ
照明:ミハイル・ソコロフ
指揮:パーヴェル・クリニチェフ
管弦楽:ボリショイ劇場管弦楽団


<出演>
ニキヤ(寺院の舞姫):スヴェトラーナ・ザハーロワ
ソロル(戦士、ニキヤの恋人):ウラディスラフ・ラントラートフ
ドゥグマンタ(藩主):アレクセイ・ロパレーヴィチ
ガムザッティ(ドゥグマンタの娘):マリーヤ・アレクサンドロワ
大僧正:アンドレイ・シトニコフ
トロラグワ(戦士):イワン・アレクセーエフ
奴隷:デニス・ロヂキン
マグダヴェヤ(托鉢僧):アントン・サーヴィチェフ
アイヤ(奴隷の娘):アンナ・バルコワ
ジャンペの踊り:ユリア・ルンキナ、スヴェトラーナ・パヴロワ
パ・ダクション:ダリーヤ・ボチコーワ、エリザヴェータ・クルテリョーワ
        スヴェトラーナ・パヴロワ、マルガリータ・シュライネル
        ネッリ・コバヒーゼ、オルガ・マルチェンコワ、
        ヤニーナ・パリエンコ、アナ・トゥラザシヴィリ
        アルテミー・ベリャコフ、ドミトリー・エフレーモフ
太鼓の踊り:クリスティーナ・カラショーワ、ヴィタリー・ヴィクティミロフ
      デニス・メドヴェージェフ
青銅の仏像:ミハイル・コーチャン
マヌー(壷の踊り):アンナ・レベツカヤ
精霊たち
第一ヴァリエーション:エリザヴェータ・クルテリョーワ
第二ヴァリエーション:アンナ・チホミロワ
第三ヴァリエーション:チナーラ・アリザーデ
子役:日本ジュニアバレヱ(指導:鈴木理奈)


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【上演時間】約 3時間 【終演予定】21:30p.m.
第1幕 45分 − 休憩 25分 − 第2幕 40分 − 休憩 25分 −第3幕 45分
posted by とらのお at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演日記2014年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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